先日放送された「第36回FFXIVプロデューサーレターLIVE」の模様を収録した動画を公開しました!
生放送に間に合わなかった方も、もう一度見直してみたい方も、どうぞじっくりとご覧ください。


http://sqex.to/VCn
※YouTubeの画質設定で「720p」を選択していただくと、HD画質で動画をご覧いただけます。

あわせて、放送の内容をダイジェスト形式でまとめました。
今回は実機でご説明している部分が多いため、ぜひダイジェストと動画を合わせてご覧ください。

なお、動画中のゲーム画面は5月23日(火)時点のものです。
動画で確認できる各種仕様は最終調整前のものですので、各ジョブの変化や使用感は、
アーリーアクセス開始後、実際にプレイしてお確かめください。


◆バトルシステムの変更について
0:12:56
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パッチ4.0では現在のFFXIVが抱える課題を解決するために、バトルシステムの大幅改修を行います。

«ロールアクションシステム»
0:16:12
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これまでは、アディショナルアクション修得のために、プレイしたいジョブとは異なるクラスのレべリングが求められることがありました。
その分かりづらさをなくすために、アディショナルアクションを廃止し、新たな仕組み「ロールアクションシステム」を実装します。
本システムでは、ロールごとに共通化されたアクション群が用意されており、そこから5つのアクションを選択してセットします。
ロールアクションには、既存のアクションもあれば、新たに追加されるアクションもあります。
また、このシステムの実装にともない、複数のロールのレベルを一定以上まで上げなくてもジョブが取得できるようになります。
(ナイトであれば、剣術士のレベルだけを30に上げればナイトになれます)

0:19:23
※動画では実機でロールアクションの詳細をご紹介しています。

«クルセードスタンス»
0:30:42
パッチ4.0からは、ヒーラーの攻撃魔法威力が、INTではなくMNDを基準として計算されます。
イメージとしては、常時「クルセードスタンス」状態になっていると考えていただいて大丈夫です。
そして、「クルセードスタンス」はヒーラーのロールアクションとなり、「一定時間、与ダメージが上昇する」という効果に変更されます。
これにより、再使用によってスタンスを切り替える必要がなくなります。ただし、これはヒーラーがより積極的に攻撃参加するための調整ではなく、
操作を簡易化し、初心者の方でもプレイしやすくするためのものです。ロールアクションなので、そもそもセットしないという選択肢もあります。

«ジョブ間のシナジー»
0:35:51
高難易度レイドなどに挑戦する際のジョブ選択において、パーティ全体のDPSを底上げできる組み合わせかどうかが、
プレイヤー間で重要な指標になっていると認識しています。そのため、パッチ4.0では、パーティのトータルDPSという観点から調整を加えます。

«ジョブHUD»
0:40:23
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ジョブごとに専用のHUDが実装され、ジョブ固有のシステムやスタンスを視覚的に認識しやすくなります。
本機能の実装には、バフのかけ忘れなど、状態管理に起因する極端なDPS格差をなくす目的もあります。

他のHUDと同じく、サイズの調整が可能ですが、もっとシンプルなデザインがいいと感じる方もいらっしゃると思います。
そのため、切り替え用のシンプルなHUDも現在開発中です。これを実装するかどうかは、皆さんのフィードバックをもとに検討しますので、
実際にプレイしての感想をぜひお寄せください。

0:52:28
実機にて、黒魔道士/赤魔道士/侍のジョブHUDをご紹介していますので、動画でご確認ください。
ジョブアクション動画でも各ジョブのHUDが確認できますので、そちらも合わせてご覧ください。

1:14:26
※以下、放送での吉田Pの解説に関する補足です。動画と合わせてご確認ください。
赤魔道士の解説の際に、放送ではProc時の効果を「同系統の魔法の詠唱時間が短くなる」という旨の説明がありましたが、
実際には、詠唱時間短縮ではなく、Proc時限定の魔法が使用できるようになる効果があります。

ジョブアクション動画では、「忍気」を消費して使用できるいくつかのアクションが使用されていますが、
その中に「天地人」というアクションがあります。これは、効果時間中に実行する2回分の忍術のリキャストタイムを短縮し、
なおかつ印を消費せずに忍術を実行できる効果があります。
吉田Pが放送で「忍術が唱え放題になる?」というニュアンスでご説明したのは、このアクションを指しています。
◆新たなジョブアクションについて
1:48:25
レベルキャップの引き上げとともに、すべての既存ジョブに新たなアクションが追加されます。
これにより立ち回りが大きく変化するジョブもありますが、基本的な動きがあまり変わらないジョブもあります。
例えば、バハムートを呼び出せるようになる召喚士は、戦い方がかなり変化します。
一方、占星術師は新アクションは追加されますが、カードによる強化と、仲間の回復という行動がベースになる点は変わりません。
なかには、既存アクションが新たなアクションに置き換わるジョブもあります。
動画にて各ジョブの新アクションをご紹介していますので、それらを踏まえたうえでご覧ください。

«ジョブアクションの調整»
2:02:24
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既存アクションのロールアクション化や、強化アクションの自動置き換えにより、パッチ3.0時点でのアクション数を超えないよう調整しています。
自動置き換えでは、レベルシンクがかかった時も、自動的にそのレベルで使える同系統のアクションに置換されます。
このようにアクション数を抑えることで、クロスホットバーでも引き続き快適なプレイが楽しめるようになっています。

«ナイトの調整/新アクション»
2:11:16
これまで盾によるブロックは物理攻撃のみに発動していましたが、パッチ4.0からは魔法攻撃に対しても発動するようになります。
また、ジョブアクション動画の最後に使用していたアクションは、「パッセージ・オブ・アームズ」という新アビリティです。
使用中は自身の後方扇状範囲にいるパーティメンバーの被ダメージを15%軽減することができるうえに、自身のブロック発動率が100%に上昇します。
エフェクトもとても凝っていますので、ぜひ動画でお確かめください。

«吟遊詩人/機工士の詠唱廃止»
2:18:45
新アクションの動画中でも解説しましたが、吟遊詩人のウェポンスキル使用時の詠唱が廃止されます。
あわせて、機工士のウェポンスキル使用時の詠唱もなくなります。
廃止の理由としては、カジュアルプレイヤーとコアプレイヤーのDPS格差が大きく開いてしまっていたことと、
吟遊詩人のジョブ使用率が落ちていたことが挙げられます。
どちらのジョブも仲間を支援するという特徴はそのままに、様々な追加/調整が行われています。
◆サブパラメータ調整について

2:21:22
«受け流し»
2:21:37
装備に付いている「受け流し発動力」は削除され、「不屈」というサブパラメータに置き換わります。
「不屈」はタンクロールのみに影響があるパラメータで、自身の与ダメージアップ/被ダメージダウンの効果があります。
これはあくまで装備のサブパラメータに関することで、戦闘の計算式の中から「受け流し」が削除されるわけではありません。
そのため、パッチ4.0以降も受け流しは発動します。
なお、これまで受け流し/盾でのブロックは正面からの攻撃にのみ発動していましたが、
パッチ4.0以降は、どの方向に対しても発動するようになります。

«命中力»
2:24:32
装備に付いている「命中力」は削除され、「ダイレクトヒット」というサブパラメータに置き換わります。
「ダイレクトヒット」とは、クリティカルヒットのようなものですが、クリティカルヒットと比較して発生頻度は高く、ダメージ上昇値は低めです。
また、サブパラメータの「クリティカル」より、安定してダメージを伸ばしやすいという特徴があり、
クリティカルヒットと同時に発生することもあります。
なお、「ダイレクトヒット」はDPS向けの装備にしか付与されません。

では、モンスターに攻撃がヒットするかどうかの判定はどうなるのかという点ですが、パッチ4.0では、
プレイヤーレベルと同じレベルのモンスターを正面から攻撃した場合、100%の確率で攻撃が当たるように調整されています。
レイドのモンスターもプレイヤーとレベルは同じですので、必要命中を気にしながら装備を組み合わせる必要はなくなります。
また、側面からの攻撃は105%、背面からの攻撃および魔法攻撃は110%と、正面以外からの攻撃に関しては、
内部的な数値がさらに引き上がります。ただし、暗闇などの状態異常にかかっている場合は、命中力がダウンするので、ミスが発生する可能性はあります。
※命中の確率に関して、放送でお伝えした数値と一部異なる点がありますが、上記が正しい数値になります。

«PIE»
2:31:13
これまでメインパラメータだった「PIE」は、「信仰」というサブパラメータに置き換わります。効果はこれまで通り、最大MPの増加です。
なお、このサブパラメータはヒーラーロールにのみ影響があるパラメータで、ヒーラー専用装備にしか付与されません。
本変更にともない、種族ごとに設定されているPIEの補正も削除され、その分の値はほかのメインパラメータに振り分けられます。

«各種マテリアの効果»
上記3種のサブパラメータに対応するマテリア(天眼/剛柔/信力)も、それぞれ新たに置き換わるサブパラメータ値を上昇させるものに変更されます。

«タンクのダメージ計算式の変更/アクセサリ»
2:33:24
現在、タンクの物理攻撃威力はSTRとVITの値を参照にしていますが、STRのみで計算されるように変更されます。
これだけ聞くと、「タンクもSTRアクセサリを集める必要があるのでは?」と心配される方がいるかもしれませんが、
パッチ4.0以降に追加されるアクセサリはロール別に装備できるものが異なります。
例えば、タンクであればVITアクセサリ、モンクや竜騎士であればSTRアクセサリのみ装備可能です。

◆グラウンドマウントの速度アップについて
2:37:51
前回のプロデューサーレターLIVEでもお伝えしましたように、グラウンドマウントの速度を二段階アップさせることが可能になります。
実際にどのくらいアップするのかを実機でご紹介しましたので、動画でご確認ください。

◆PvPシステムの変更について
2:45:23
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より気軽にPvPに参加できるように、PvPシステムの仕様を大幅に変更/調整します。
なお、PvP専用のホットバー/クロスホットバーは、ウルヴスジェイル係船場などのPvPエリアに入ると、自動的に切り替わります。

«PvPアクションの変更»
2:53:03
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PvPにおいては複雑だった操作/システムを見直し、純粋に駆け引きを楽しめる仕様に変更します。
動画では自動コンボアクションについてご紹介していますので、ご確認ください。

なお、PvPアクションの完全専用化にともない、近接物理DPSはスタン系のアクションが使えなくなりました。
そのため、相手をスタンさせてそのまま「ロウディストラクション」で倒すといった戦法はできないので、
より戦略的な駆け引きが重要になってきます。

動画では竜騎士でご紹介しましたが、他のジョブも様々な変更/調整が行われています。
例えば、黒魔道士の場合は、主な攻撃手段がファイア/ファイジャのみで、
ファイアを撃つだけでアストラルファイアⅢがスタックするといった調整が加えられています。
このように、いずれのジョブも全体的にシンプルな操作で、駆け引きに集中できる方向で調整されています。
また、これまでかなり強力だった「睡眠」効果についても調整を行い、一度睡眠状態にかかったあとは完全にレジストするようになっています。

«シーズン開始時期»
これまでと同様に、ランキング開始前にプレシーズン期間を設けます。
PvEと完全に切り離したことで、これまで以上にPvPの調整がしやすくなったので、ぜひプレイしてフィードバックをお寄せください。

◆ストーリーショートカット/ジョブレベルブーストについて
3:11:48
これまでフォーラムやイベント等で様々なご意見をいただいていた、ストーリースキップ/ジョブレベルブーストのアイテムについて、
パッチ4.0で実装することを決定しました。
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特に、日々レイドの練習をしているプレイヤーにとって、新しく始めたフレンドのサポートをする時間が十分に取れないという点を解決したいと思っています。

«ストーリーショートカットアイテム»
3:14:39
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「蒼天の冒険録」を購入される方は、新生編もクリア済みになりますので、「新生の冒険録」を別途お買い求めいただく必要はありません。
なお、これらのアイテムでジョブのレベルは一切上がりません。

日本のプレイヤーの皆さんの中には、こういったブーストアイテムの導入を心配している方が少なからずいるかもしれません。
これまで同様のアイテムを中国/韓国版で販売していますが、それほど多くのプレイヤーが使用しているわけではありません。
開発チームとしては、頑張って作ってきたメインクエストを見てほしいという気持ちもありますが、「パッチ4.0で復帰していち早く追いつきたい」、
「ストーリーはサブキャラクターで見るから、早く友達と一緒にプレイしたい」といった方のための選択肢の1つとしてご用意しています。

«ストーリーショートカットアイテムの特殊仕様»
3:19:44
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※放送/PPTでは、メインクエストIDはクリア済みになるとお伝えしましたが、実際は、メインクエストIDも未クリアのままです。

ダンジョンが未クリア状態になっているのは、既存プレイヤーの方が初心者ボーナスの恩恵を受けやすくするためです。

«ジョブレベルブーストアイテム»
3:22:28
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サービスアカウントごとの購入個数制限については、今後の様子を見ながら緩和を検討していきます。
また、新ジョブの「赤魔道士」、「侍」には対応していません。

«ジョブレベルブーストアイテムの特殊仕様»
3:25:02
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他タイトルにおいて、こういったブーストアイテムを使用するプレイヤーはコアゲーマーが多いという傾向があります。
アクションゲームであれば、アイテムでブーストしても馴染みやすいですが、FFXIVは多種多様なクラス/ロールがあるMMORPGなので、
まずは立ち回りを学んでいただくことを重要視しています。そのため、初心者の館への誘導も特殊仕様として入れています。

パッチ4.0のスタートラインまで一気にブーストするためには、「蒼天の冒険録」といずれかのジョブの冒険録の
両方を購入していただくことになります。
合わせるとおおよそゲーム1本分の価格になりますが、それを支払ってでもブーストしたいという方への選択肢としてお考えください。