ファイナルファンタジーXIVをご愛顧いただいている皆さん、ならびに……、
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼアにご期待頂いている皆さん、こんにちは。
プロデューサー兼ディレクターの吉田から第33回プロデューサーレターをお届けします。

吉田は熱気あふれる上海から帰国し、今度はgamescom2012、
そして、FF25周年イベントの準備、αテストの指揮と熱気どころか燃え尽きそうです・・・・・・。

というわけで前回のレターでお伝えした通り、新生プロモーションサイトが本オープンし、
新タイトルの発表/新ロゴの発表/予告編トレーラーの公開と、各種素材公開が始まり、
いよいよここから新生FFXIV本格稼働です!

プロモーションサイトの内容、予告編トレーラーの内容、ロゴの意味、キーワードに込められた意味など、
お話しすることは盛り沢山ですが、まずは今回、予告編トレーラーの内容についてお話させてください。

この予告編”THE FATE OF EORZEA”は、グローバルに大々的にアピールすることを意識した編集で、
カット割り、ボイスオーバー、音楽を重視して作られています。
そのため、これまでのFFシリーズでは、あまり見られない演出かもしれませんが、
できるだけハリウッド映画っぽい王道予告編となっています。

また、皆さんが心待ちにされている、インゲームの動画についても、
この先、コンテンツやシステムの紹介、そしてMAPウォークスルー、
新しく生まれ変わるバトルやレジメンシステムなど、PR計画に従って順次公開していきますので、
首を長くされているとは思いますが、楽しみにお待ちください!

新生FFXIVは、特定のリージョンや世代へ向けたものではなく、
言語、価値観、感覚、生活習慣、FFを知っている人、知らない人、
プレイしたことがある人、プレイしたことがない人など、
何もかも異なる人々にプレイして頂きたいグローバルタイトルです。

繰り返しになりますが、特にこれまでのFFXIVをご存じない方々にも、
順を追って、わかりやすく、新生FFXIVの魅力をお伝えしていけたらと思っています!

……とは書いたものの、実はホンのちょっとだけ消化不良な吉田がいます。
BGMにクリスタルのテーマを使ったCGのPVを作りたかったというのが、
その理由なのですが、どうしても初公開のトレーラーには向かないと判断したのです。
初公開のトレーラーには「強さ」が必要かなと。

悩んだ末に、ヴィジュアルワークス部、サウンドチームの祖堅たち、
マーケットチームやPRチームに協力して貰って別編集版を製作しました。

特に吉田のような古いFFファンの方には、懐かしさと新しさを感じて頂けたらな、と。
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア予告編”A Realm Reborn”編です。

動画のテーマは「世界の生まれ変わり」です。
第七霊災によって危機を迎えるエオルゼアと、それによってもたらされる新生。
今まさにFFXIVは破滅と再生という二つの顔を持つ状態だからこそ、
予告編には、第七霊災の結末のヒントや、新生のキーワードが散りばめてあります。
現行FFXIVと新生FFXIVの世界が並行している現状を現しているので、
あくまで現行プレイヤーの皆さんに向けての別編集版。


さて、激動を続ける現在のエオルゼアへ戻りましょう。
新生予告編にはいくつかこの後に起こる出来事のヒントも混じっていますが、
先日リリースしたパッチ1.23は、パッチ1.22と同じく”a””b”とシリーズが続き、
パッチ1.23aはクリティカルな不具合が発生しない限り、8月14日リリース予定です。

どうぞ、第七霊災のグランドフィナーレに向かって、
現行FFXIV最後の冒険へと突き進んでください!

それでは次回プロデューサーレター、もしくは公式フォーラムでお会いしましょう!
さあ、次はgamescom2012だ! Bis Bald !!