from FINAL FANTASY XI開発チーム
ファイナルファンタジーXIは16周年を迎えました! (2018/05/16)

皆様のおかげをもちまして、
「ファイナルファンタジーXI」は16周年を迎えることができました。

15周年のご挨拶をしたのがつい先日だったような気もしますし、
もう何年も15周年をやっていたような気もするしで、とても不思議な気分です。
15周年をざっと振り返ってみても、ゲーム内では「アドゥリンの魔境」後日談クエストを完結まで走り抜け、
「デュナミス〜ダイバージェンス〜」や「エスカッション」という目玉コンテンツを実装できました。
そのほか「15周年エミネンス・レコード」など、アニバーサリーを盛り上げる企画が記憶に新しいです。

そんな濃厚な15周年のお祭りに負けないよう、この16周年を盛り上げる企画を考えています。
「我々ゲーム開発者には、2のベキ乗年である16のほうがキリが良いんですよ(^^)b」
「その手があったかヽ(‘ ∇‘ )ノ」
こんなやり取りがされたかは明らかにしませんが、
社内社外にかかわらず、本年も多くの方にご協力いただけそうですのでお楽しみに。

「ファイナルファンタジーXI」は「アドゥリンの魔境」のリリース後、
皆様の生活環境や時代の変化に合わせて“1人でも、そして少しの時間でも楽しい”を合言葉に開発を続けてきました。
とはいえ、MMORPGですので“仲間と遊ぶとより楽しい”という部分があるのは事実です。
16周年目となる今年は初心に帰り、この部分を後押しできるように“仲間との再会”をテーマに掲げて歩んでいきます。

思えば、ローンチの2002年当時は今のようなSNSで繋がる文化がなく、
冒険の仲間たちとゲーム外で連絡を取り合う手段は限られていました。
逆に、匿名であるが故のロールプレイ、例えば見事なミスラを演じ切るようなことを大事にしてきた文化もあります。
そのため、ゲーム内での交流に重きを置いた冒険者が多く、
かつての仲間たちがいないヴァナ・ディールに、もの足りなさを感じていらっしゃるということも承知しております。
テーマがテーマですので、我々開発・運営に何ができるのかまだ手探りの状態です。
また、皆様のお知恵を借りたり、ご協力をいただくことがあるかもしれません。
その際は、皆様の可能な範囲で構いませんのでよろしくお願いいたします。

さて、本日からすでにいくつかのイベント・キャンペーンが始まっています。
しばらくお休みしている冒険者の皆様においては、
ウェルカムバックキャンペーン」で久々のヴァナ・ディールを堪能してもらえると嬉しいです。
“何から手を付けたら良いのかサッパリ”という場合は、
「エミネンス・レコード(「エミレコ」で検索!)」をガイドにのんびりと進めていただけたらと思います。
冒険の感覚を取り戻したら、マウント「オメガ」の取得を目指してみてくださいね。

そして、ヴァナ・ディールを支えてくださっている現役冒険者の皆様。
16周年を迎えることができたのも、皆様のご支援、ご声援あってのことです。
これからも変わらず冒険を楽しんでいただけるよう、そして新鮮な体験ができるよう、
開発・運営ともども日々の運営とアップデートに全身全霊をもってあたる所存です。
16周年目となった「ファイナルファンタジーXI」を引き続きよろしくお願いします。


ファイナルファンタジーXI プロデューサー
松井聡彦