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「新生FFXIV」、「真雷神ラムウ討滅戦」を一足早く体験!

闇に輝く幻想的な雷撃に翻弄されるトリッキーな戦闘

6月25日 開催

会場:スクウェア・エニックス本社

パーティはメディアとスクエニPRの混成チーム。筆者はナイトで参戦した

 いよいよ明日7月8日に、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア(以下、新生FFXIV)」の「パッチ2.3~エオルゼアの守護者~」が実装される。直前に開催されたメディアブリーフィングでは、「新生FFXIV」のディレクター兼プロデューサー、吉田直樹氏のインタビューと、2.3で実装される「真雷神ラムウ討滅戦」の体験会が開催された。

 「雷神ラムウ」はFFシリーズ初期から登場している人気の高い召喚獣。「新生FFXIV」でも、長いひげの賢者というおなじみの姿でシルフ族の蛮神として登場する。既に公開されているトレーラーには、プレーヤーたちと話をしているカットシーンも映っており、これまで戦ってきた蛮神とはひと味違う存在であるようだ。

 このレポートでは体験会の様子をお届けしたい。プレイしたのは、メインストーリーで戦うことになる真蛮神戦。細かい攻略は実際にプレイして考えていく楽しみを邪魔しないためにお伝えできないが、幻想的で美しいバトルの雰囲気を文字で表現できる限りお伝えしてみたい。

夜のシルフ領に響く、幻想的な歌声と怒りの雷鳴

ラムウステージは夜のシルフ領にある。エキゾチックな女性ボーカルのBGMがしっとりした雰囲気を醸している

 今回はナイト、戦士、竜騎士、モンク、吟遊詩人、黒魔導士、学者、白魔導士の8人パーティ。取材に忙しいメディア陣が多少手を抜いてもごり押しできるように、現在の最強装備ハイアラガンで全身を固めているが、メインストーリーで戦う敵なので、ここまで装備を固めなくても十分戦うことができる難易度だそうなので安心して欲しい。

 戦いの舞台はシルフ領のどこかだろうか。紫のもやが漂うしっとりした雰囲気の空間の場所だ。気になるのはステージのある場所だ。深い断崖に囲まれた円形のステージは、タイタン戦をほうふつとさせる。だが、落下ファンには残念なことだが、今回は落下のギミックはない。

 すでに発表されているトレーラーでも1部が流れているが、「雷神ラムウ」戦のBGMは女性ボーカルによるエキゾチックなムードのボーカル曲だ。アニミズム的な宗教曲を思わせるメロディラインはとても幻想的で、ステージの雰囲気や、攻撃のエフェクトと合わせてこれまでにない不思議な没入感に浸ることができる。

 ラムウの攻撃には、通常の赤い範囲だけではなく、青く揺らぐ電流の輪に似た特殊な範囲表示が付く。このエフェクトが夜のステージに明るく輝き、他にも水たまりのような小さな円形のエフェクトが転々と輝き、激しいバトルの最中とは思えないゆったりしたムードを醸している。

 タイタンが体育会系、イフリートが工事現場、リヴァイアサンが海水浴とこれまでわりとアクティブな印象のステージが多かったが、ラムウは一転文系で、しっとりと落ち着いた大人の雰囲気を感じる。ラムウのセリフからも必死の戦いというよりも、戦いを楽しんでいる余裕を感じることができた。

外周には小さな水滴のような電流溜まりが定期的に出現する

(石井聡)